販促レポート
＜エクセル＞ リンクエラーの警告文を表示させない方法｜リンクの編集
エクセルのあるある不思議現象の一つに「起動する度にリンクエラーの警告文が表示される」というのがあります。面倒と思いつつも、この警告文を毎回閉じて、やり過ごしている方もいるのでは？実は、設定一つでこの問題を解決することができます。
なぜリンクエラーは起こるのか？
ファイルを開く度「このブックには、安全ではない可能性のある外部ソースへのリンクが1つ以上含まれています」というリンクエラーが、ある日を境に出るようになってしまった・・・。これは、エクセルで仕事をする際のあるある不思議現象の一つ。
通常、他ファイルへの参照リンクが貼られていても、このようなエラーは起きませんが、例えば参照元のファイルを別フォルダに移動させた、ファイル名を変更したということが起こるとリンク切れになり、この警告文が表示されるようになります。
そのため、参照リンクを正しいものに更新する、解除するといったことを行えば、リンクエラーは表示されなくなります。参照リンクは、エクセルの検索機能からも探すことができますが、エクセルのデータ量とシートの枚数が多いと探すのは非常に大変です。
そこで活用できるのが、「リンクの編集」です。この機能を使えば、リンクされている参照リンク一覧をすぐに表示することができます。次段以降では、「リンクの編集」の操作方法について解説します。
リンクエラーの警告文を表示させない方法
参照元のファイルが移動、名称が変更されると、このような警告文が表示されるようになります。
これを解決するには、[データ]から[リンクの編集]をクリックします。
次に、[リンクの解除]ボタンを押します。
すると、ファイルの保存を促す警告文が表示されます。上書き保存したくない場合は［キャンセル］ボタンを、上書き保存してもOKなら［リンクの解除］ボタンをクリックしましょう。
すると、このようにリンクが解除されます。これで、次回から警告文が表示されなくなります。とっても簡単ですね。
いかがでしたか？
非常に地味な機能ですが、起動時に表示されるリンクエラーは特に放っておいても問題ないですが、リンクを解除しておけば、起動時に毎回エラー表示を閉じるという煩わしさから開放されます。ぜひ、周りに知らない方がいたら教えてあげてくださいね。
※Excel2013（Windows版）で操作しています。
※Excel2013以外のバージョンだと、項目名が異なる場合があるのでご注意ください。
※画像キャプチャに記載されている内容は架空のデータです。
担当ライター：ryusuke
WordPressサイト制作／Web集客の専門家。大手広告代理店にて、百貨店や出版社のリスティング広告運用を担当。その後独立、広告代理店で培ったSEOやデータ分析の知見を活かし、個人メディアを運営する傍らフリーのコンテンツライターとして活動中。執筆テーマは、集客やマーケティングなどビジネス関連、グルメや音楽関連。
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