販促レポート

2016/09/16 集客販促

価格競争を避けるニッチな市場、特化型ビジネスを考察してみる

どの市場でも熾烈なシェア争いが行われている現在、価格競争を避け、ニッチな市場として独自に進化したビジネスが多数存在します。そこでこの記事では、ビジネスを特化させることによるメリットと問題点を考察しご紹介していきます。
価格競争を避ける特化型ビジネスについて
価格競争を避けるニッチな市場、特化型ビジネスを考察してみる

特定の相手や分野に特化した事業の最大メリットは、なんといっても「価格競争を避けられる」ことで、大きいサイズ専門店はその代表例です。写真は、紳士服専門店2位のAOKIさん、大きいサイズを専門に扱う「SIZEMAX」を展開しています。
SIZEMAX|スーツ・紳士服・礼服・レディースのAOKI

洋服は生活必需品であるため、大きいサイズの洋服を必要とする人が一定数必ず存在します。
一方で大きいサイズの洋服を購入する人の「絶対数は少ない」ため、一般の洋服店で大きいサイズを扱うケースはほとんどありません。したがって大きいサイズを必要とする消費者は、希望サイズを品揃えする専門店をわざわざ探し、そのお店の取り扱う商品の中から購入することとなります。

逆に言えば大きいサイズ洋服専門店の市場は競合が少なく、規模は大きくないもの安定した売上を維持できる市場と言えます。また専門性ゆえに、リピート化、顧客化となりやすいのも大きな特徴です。

販売する相手やあつかう商材を絞り込み、競合が少ない分野でビジネスを展開することで過度な価格競争を避けられるのは、このような背景があるからです。


ビジネスを特化することで得られるメリット
価格競争を避けるニッチな市場、特化型ビジネスを考察してみる

特化型ビジネスには、「価格競争を避けられる」他にもいくつかのメリットがあります。ここでは特化型ビジネスの代表的なメリットをそれぞれ考察してみました。

販売戦略をより明確にできる
特定の相手や商材に特化したビジネスでは、好みやニーズがある程度パターン化されるため得た経験やデータを販売現場で生かすことができます。その分野の「達人」や「匠」といったスタッフは、消費者からみればとても頼もしい存在で消費を委ねるに相応しい相手となります。

広告宣伝費を効率よく運用できる
特化型のビジネスでは、特定層に絞り込んだ広告戦略を立てることができます。アプローチする層が「女性」だけであれば凡そ人口の半分、「子ども」や「老人」であれば人口の25%など、すべてのセグメントを対象する場合に比べ、広告宣伝費を効率よく運用できます。

売れ残りリスクを回避できる
特化したビジネスでは特定の顧客層をターゲットとするため、売上(販売数)の予測が立てやすいだけでなく在庫管理も楽になります。大きいサイズの洋服店などでは、特定サイズでの大量発注ができるため、仕入れコストの軽減と売れ残りリスクの回避を同時に実現できます。


ニッチな市場に特化することの問題点
価格競争を避けるニッチな市場、特化型ビジネスを考察してみる

ニッチで専門的な市場を対象にする特化型ビジネスには、その特殊なビジネスモデルならではの問題点も存在します。

事業内容が認知され難い
特化したビジネスは少数派の消費者を対象にするため、事業内容が認知され難いという課題があります。一般的に大きなメディアは大多数向けのニュースをあつかうため、ターゲットである特定の顧客層に情報が届き→認知されるまでには時間がかかります。

市場の成長に限界がある
特化型のビジネスが対象とする市場には少数ながら一定数の絶対的ニーズがある反面、市場の成長におのずと限界があります。特化型ビジネスで成功するためには、誰よりも早く着眼し、小さな市場の中で絶対的なシェアを握るスピード感がとても重要です。

専門的な知識と人材育成が必要
特化型のビジネスでは知識や技能の幅広さよりも、従業員の専門的な能力が重要になります。高い専門性を持った人材を揃えるためには、独自の教育をおこなったり、社内での研修を継続的に開催するなど、日々専門性を身に付けるための工夫が必要になります。


いかがだったでしょうか。
大きいサイズの洋服店のほかにも、縮毛矯正専門美容室や女性専用フィットネスクラブなど、特化型ビジネスはさまざまな形で私たちの生活に根付いています。街を歩くる際には、新しい分野の特化型ビジネスを探してみるのも面白いかもしれません。


<ライタープロフィール>
担当ライター:h.nakano
数あるノベルティグッズ取り扱いサービスの中から、ご訪問いただきありがとうございます。販促ノベルティ卸売りセンターを運営するサンソニック株式会社の代表取締役社長です。商品企画開発とシステム&サーバ運用を担当、人気コンテンツの「名入れ制作事例」ではエディタとして取材執筆するほか、素人ながらスチール撮影も何とかこなしております。
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