販促レポート
錆のドレスアップカーが話題に、誰もが気になるオモシロ広報例
スコットランドの＜Clyde Wraps＞という、ラッピングシートを活用した車のカスタム専門店の施策事例が話題になっています。企業の依頼であれば会社の宣伝などを施策し、個人であれば好みのデザインやキャラクターを施策というのが通常ですが・・・今回、ご紹介するのは一味違います。
今回ご紹介するのはこちら。一見すると、錆だらけでボロボロのフォルクスワーゲントランスポーター。でもこれ立派なドレスアップというから驚きです。
通常のラッピングシートを活用した車のカスタム事例（公式サイトより）。企業の依頼であれば会社の宣伝などを施策するのが普通です。
錆のように見えるデザインが印刷されたラッピングシートのパーツ。
ドライヤーや特殊塗料などを駆使し、それらを丁寧に車に張り付けていきます。
ここまでやるか！と言うくらいのクオリティ、これぞプロの技という感じが見て取れます。美しく見せるのがドレスアップの基本。その真逆の施策で得られるメリットは、盗難防止だけだとのこと（笑）。確かにこれを盗もうとする泥棒はいないかもしれません。
じゃ何でこんなことを？と思ったあなたはとても素直な方です。
ソーシャル時代の広報施策は、とにかく目立って何ぼ。楽しいことや驚くことを消費者に提供する方が、技術やサービスを細かく宣伝するよりも、結果としてメリット（＝宣伝効果）を得られることが多いようです。楽しいことは誰かに伝えたくなりますよね。
www.clydewraps.com
Clyde Wraps (Vehicle Graphics)フェイスブックページ
看板や標識を手掛けるグラフィックデザイン会社のVehicle Graphics社が運営する、ラッピングシートカスタム専門店の公式サイト＜clydewraps.com＞の施工紹介ページ。ソーシャル向け集客施策として秀逸な実践例だと思いますが、皆さんはいかがでしたでしょうか。
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担当ライター：h.nakano
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